開業保険医の明日を拓く 開業保険医の協同組合 長野県保険医協同組合

連絡会

協同組合連絡会

第50回全国保険医協同組合連絡会(2013.7.7 ホテルメトロポリタン長野)では記念講演で、東日本大震災で甚大な被害を受け、震災後に協同組合を設立されたたろちゃん協同組合(岩手県宮古市田老)の田中和七副理事長に「協同組合の持つ意義」についてお話していただきました。

たろちゃん協同組合その1


たろちゃん協同組合その2


たろちゃん協同組合その3


たろちゃん協同組合その4

 仮設共同店舗「たろちゃんハウス」はマスコミなどで何度も取り上げられたことがあるのでご存知かもしれません。長野市で開催された第50回全国保険医協同組合連絡会では、このたろちゃん協同組合の田中副理事長をお招きし、協同組合設立のお話を聞きました。

 田老地区の世帯数、人口は今年(2013年)の1月1日現在1,418世帯、3901人。一昨年3月1日現在では1,593世帯、4,434人。昨年1月1日現在では1,449世帯、3,901人なので年を追うごとに減少しています。
 田老地区の震災の被害状況は、死者・行方不明者181人、建物被害1,830棟(全半壊・一部損壊等)、漁船流出850隻(全体の90%)でした。田老地区の中心部には、「田老万里の長城」とも呼ばれた総長2.4km、高さ10mの防波堤が築かれていましたが、東日本大震災の大津波は、この防波堤をいとも簡単に越え、田老地区は壊滅的な被害を受けました。
 たろちゃんハウスがある「グリーンピア三陸みやこ」の敷地内には、407戸の仮設住宅が整備され、約1,000人が生活していましたが、現在は住宅再建等により減少してきています。

 震災直後、グリーンピア三陸みやこ周辺には商店がほとんどなく、仮設住宅入居者の買い物環境整備が急務となりました。そこで中小企業基盤整備機構(中小機構)や商工会議所などから、被災している人を支えるためのお店の復活を要請された田老スタンプ会加盟店が中心となって設立に奔走。岩手県や宮古市、宮古商工会議所の支援をうけて2011年5月に共同仮設店舗「たろちゃんテント」を開業しました。

 そして、テントから建物による共同仮設店舗に向け、2011年7月、参加を希望した25事業所で「たろちゃん協同組合」を設立。中小機構の支援を受けて、9月25日にプレハブ店舗の「たろちゃんハウス」をオープンしました。設立は、協同組合が県や市などからの補助金の受け皿となることで、震災で大きな被害を受けた事業者の事業再開にかかる負担を軽減することが目的です。

 田中さんは最後に「行政は、私たち被災者のために医療費なんかも一部負担をしてくれたり、事業が再開したら従業員を雇用した際の給料の一部補助を出すなどの制度をつくりました。協同組合だと、いろんな制度や国からの情報が入ってくるから、そこから組合員の皆さんに伝わります。そんなことで国の方も協同組合を便利に使っているんだと思うし、私たちみたいに弱い個々の商店も協同組合という形を持っていることでいろんな情報を得ることができていることも現実です。」と協同組合の持つ意義を語りました。


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