新入職員のスキルアップは協同組合にお任せ下さい

長野県保険医協同組合では新入職員を対象とした研修会を2015年より開催してきました。全5回(1回2時間)の研修会を県内各地で行っています。期間は5月上旬より7月上旬まで。

 多くの医療機関ではスキルアップのための職員研修の必要性は理解しながらも、プログラムの作成や研修の実行に苦労しておられるのではないでしょうか。協同組合では、そんな組合員の要望にお応えして新入職員研修会を開催しています。
  
 現場で経験を積むことは貴重ですが、その経験を日々の診療により良く生かすための知識がなければ、共に考え行動することはできません。
 そこで長野県保険医協同組合の研修会は、
①1人の医療人として現場での振舞い方を考えてもらうために、1日の仕事の流れと手順の組み立て方について、組合員からの要望などを伝えます。
②保険診療の仕組を詳しく知ることで、窓口対応での即戦力を育てます。
③一次救命処置を身に着けることで、とっさの事態にも落ち着いて対応ができるようになります。
④社会人として必要なマナーや敬語・話し方・コミュニケーションを学びます。
⑤組織の一員として感染対策やトラブル対応を学ぶことで、患者さんやスタッフ同士や院長と適切な接し方ができ、トラブルの低減が期待できます。


 また、保険医協同組合の新入職員研修会は、医科・歯科などの区別なく研修を行うので、普段は接点のない診療科のスタッフ同士が顔を合わせて、それぞれの違いなどを知ることができます。

 新入職員を対象としていますが、これから職員を研修する立場になる中堅のスタッフの派遣をいただいたこともありますので、利用方法はさまざま。


 参加費は1回あたり3,000円、全5回参加の場合は割引があり14,000円になります。組合員以外の医療機関は一回あたり5,000円です。

主な内容
第1回新しい医療人に求められること
第2回保険診療の基礎知識
第3回とっさの時の対応、一次救命処置、AED
第4回医療人のマナー、コミュニケーション
第5回医療安全管理(感染対策、トラブル対応)