1月15日(日)に尾内康彦さんを講師に、長野県保険医協同組合の医療安全管理講習会を開催しました。
【概略】尾内氏は、「患者トラブルの最近の特徴と対処法をつかむ」として、ネットの悪質書き込みへの対応や、2021年末から2022年初めの2つの医師殺害事件を取り上げ、医師自身と職員の身を守るという観点が加わった内容となりました。
・最近は警察沙汰になるようなトラブルよりも、圧倒的にネットの悪質書き込みについての相談件数が増えている。
・大阪と埼玉の2つの医師殺害事件について、社会的背景を考察し、訪問診療が増加する現在、今後も医療関係者が同様の事件に巻き込まれる可能性を指摘。
医療関係者の身を守るため、最近の判例や 2019年12月の通知を受けた、応召義務についての理解を改める必要性を強調しました。