新入職員研修会2024

6月中旬から7月初旬にかけて、マナー講習会を含めた新入職員研修会を、長野市・松本市で開催します。

長野県保険医協同組合では、組合医療機関の新入職員向け研修会を2024年度も開催します。昨年の開催では、長野市・松本市の両会場をあわせて14医療機関、延べ53人のスタッフの方に参加をいただきました。

保険医協同組合の新入職員研修会の特徴は、医科・歯科の区別なく新入職員の方に研修を受けていただくことです。ディスカッションなどで、来院される患者さんの層に合わせた科目・分野ごとの取り組みや、医療機関ごとにどこに重点を置いた診療を行っているのかなどを知ることができるのは、新入職員にとっても自分が勤める医療機関の特徴を把握しやすくなります。

接遇講習には講師に中川睦美さん

中川睦美さんが講師の接遇講習は、参加者の満足度が最も高い研修です。昨年の講習では、電話対応の基本や、綺麗なお辞儀の仕方などの所作から、人の第一印象が与える影響の講義を通じて、相手に不快感を与えないスムースなコミュニケーションを参加者各自が考えられる内容になっていました。

参加者からは、「普段自分が使っている言葉がビジネスシーンではNGであることが分かった」、「学生と社会人の違い、周りからの目を意識し、特に患者さんに寄り添える声かけ、話し方を身に付けたい」などの感想が聞かれ、中川さんのマナー講習で気づきを得ていることが分かります。中には、「クレームを最初に受けるのは窓口だと思うので、相手の気持ちを汲み取れるようになりたい」と自分の仕事に対して責任感を持とうとする感想もありました。

長野県保険医協同組合の新入職員研修会は、6月中旬~7月初旬にかけて、3回シリーズで開催します。詳しい開催日時や会場、申込方法については、後日本紙を通じてご案内いたします。

【1】新社会人としての働くルール
【2】接遇・マナーの基礎
【3】一次救命処置講習
〈参加費〉
1回3,000円(税別)
(全3回申込:8,000円(税別))
*未組合員:1回5,000円