保険医協同組合の新入職員研修会 全3回が終了

お辞儀

「自分への課題」を見つけ 次へステップアップ

保険医協同組合の新入職員研修会が、第2、3回を終え、今年度の開催を終えました。参加人数は、第2回には、11医療機関17人、第3回には、5医療機関16人で、全3回では11医療機関から延べ40人の参加がありました。

接遇マナーの基礎

第2回「接遇マナーの基礎」では、今年も日本サービスマナー協会認定講師の中川睦美さんが講師となり、「ビジネスパーソンとして必要となる接遇のマナー」の講習をいただきました。社会人にはどのような振舞いが求められるのかを自覚してもらため、「社会人と学生の違いは何か?」といった問いかけで参加者自身に考えてもらうようにしているのが印象的です。

また、マスク越しでの会話や電話対応のテクニック、そこで必要となる気遣いなど、具体的なアドバイスを参加者に伝授していただきました。

中川さんが、明るく緊張しない雰囲気を作っていただいたので、参加者は楽しく講習を受けることができ、「クッション言葉や会話のテクニックを活用していきたい」、「声のトーンとともに、見た目の第一印象も大切に仕事に生かしていきたい」といった、早速研修で学んだことを明日から使っていきたいといった感想が寄せられています。

一次救命処置講習

心肺蘇生

第3回「一次救命処置講習」では、松本会場は現役の消防士の方を講師にお呼びし、長野会場では事務局の中瀬が講師となりました。

いつでもバイスタンダーとなれるよう一次救命処置の必要性を理解してもらい、実技で心肺蘇生の方法と、継続する大変さを実感してもらうのが狙いです。終了後、歯科医院の参加者からユニットチェアに座っている患者さんが心肺停止になった場合にどうしたら良いかなど、活発な質疑がありました。

参加者の多くは、就職後にこうした研修を受ける機会がないとアンケートで回答しており、継続した開催が必要であると実感します。