長野県保険医協同組合では新入職員を対象とした研修会を2015年より開催してきました。2020年以降は新型コロナウイルスの感染拡大により中止を余儀なくされましたが、2023年より研修会をリニューアルした内容で再開します。
若手職員向けスキルアップ研修の必要性は理解しながらも、多くの組合員はプログラムの作成や研修の実行に苦労しておられるのではないでしょうか。保険医協同組合では、そうした組合員の皆様に向けて、新型コロナウイルスの感染拡大で中止していた新入職員研修会を、今年から再開します。
再開にあたって内容をリニューアルし、毎回参加希望者の多い接遇研修や一次救命処置など、全3回の研修会を予定しています。
会員・組合員が普段感じている問題や困り事を共有し、共に同じ目標を目指して日々の診療を行えるスタッフが院内にいることほど心強いものはありません。現場で経験を積むことは貴重ですが、その経験を日々の診療により良く生かすための知識がなければ、共に考え行動することはできません。そこで保険医協同組合では、以下のことを重視した研修会を企画します。
保険医協同組合の新入職員研修会の特色
①1人の医療人として現場での振舞い方を考えてもらうために、1日の仕事の流れと手順を組み立てられるようになります。
②一次救命処置を身に着けることで、とっさの事態にも落ち着いて対応ができるようになります。
③社会人として必要なマナーや敬語・話し方・コミュニケーションを学びます。
④医療人として、また組織の一員としてトラブル対応に関する知識を学ぶことで、患者さんやスタッフ同士、院長と適切な接し方ができ、トラブルの低減が期待できます。
新入職員を対象としていますが、マナー講習会などはこれから職員を研修する立場になる中堅のスタッフの参加も多く、利用方法はさまざまです。お問い合わせは保険医協同組合事務局まで。多くの組合員スタッフのご参加をお待ちしています。