長野県保険医協同組合では、5月25日(土)17:00から第30回(33期)総代会を、引き続いて19:00からは記念講演会を開催します。
長野県保険医協同組合は総代制をとっており、1期ごとに事業の総括、会計状況の報告、次年度の事業計画と予算計画を総代会で審議して決定しています。 組合員には5月上旬から議案書をお送りします。また、今回は記念品として、組合取扱い商品であるデンタルプロの歯ブラシを同封していますので、使い心地をお試しください。
第33期のまとめ
第33期は、円安や燃料・原材料の高騰により、各種商品の価格改定が行われる中、M&Dネットワークで新型コロナウイルス抗原検査キットなどの安定的な供給の実現や、定期的な商品案内の発行と利益還元セールの実施など、共同購買事業の利用率向上を目指しました。
また、保険共済事業では、開業医共済休業保障制度や長期休業保障制度といった休業保障制度の案内を積極的に行い、制度の必要性をアピールしたことで利用者の増加につながりました。教育情報事業では、新型コロナウイルス感染症の影響で4年振りの開催となった新入職員研修会の再開や、インボイス制度など医療機関経営に関連するセミナーを企画しました。
協同組合の可能性を考える記念講演会
総代会終了後の19:00から、協同組合論研究者の関西大学商学部の杉本貴志教授を講師にお招きし記念講演会を開催します。2025年は2度目の国際協同組合年となることが国連総会で決義されるなど、実は、協同組合は世界的に高く評価されています。
かたや日本国内では「聞いたことはあるけれど、協同組合はよく知らない…」といったように、よく知られていないのが実態。円安・物価高に診療報酬の改定率は追い付くものではなく、実質賃金は連続で下落し、私たちの生活は苦しくなる一方です。
こうした状況の中で、私たちには「協同組合に参加する意味とは?」「いま協同組合に求めらているものは何か?」などの問いが発生しており、講演会では「協同組合の可能性」について、海外の情報などから考えるためのヒントととなるお話しをいただきます。組合員はもちろん、保険医協会会員や関連団体の構成員など、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
事前の申込が必要となりますので、講演会チラシや組合ホームページからお申込みください。