理事長退任あいさつ 神谷誠

 この度の総代会をもちまして、長野県保険医協同組合の理事長を退任することとなりました。
 振り返れば、理事長として13期26年を務めることができたのは、ひとえに組合員の皆様からの保険医協同組合へのご支援・ご協力があったからに他なりません。
 理事長就任の2000年頃を振り返ってみると、診療報酬の請求事務をはじめ、レントゲン機器など医療機関での電子化が始まり、その仕組みが整えられる大混乱の時期でした。
 26年後の現在、協同組合で取り扱ってきたレントゲンフィルムや現像定着液も、メーカーによっては製造終了となり、また、昨今の医療DXの推進では、環境整備のため多額の費用が掛かることから閉院を選択する医療機関も出てくるなど、まさしく隔世の感です。
 保険医協同組合は、日々診療の現場に立つ先生方が、組合員として運営に携わる組織であるので、意見を出し合いながら柔軟に時代の変化に対応してきました。
 これからの社会がどう変わっていこうとも、相互扶助の精神と、一人一票の民主主義の原則、組合としての社会的責任の自覚、そして組合員の自由な発想があれば、長野県保険医協同組合はその価値を普遍のものとし、活動が続けられていくことでしょう。
 布山徹新理事長のもと、組合員の皆様には、引き続き保険医協同組合へのご参加をお願いいたします。
 これまでの皆さまのご高配、ご協力に深く感謝申し上げます。