10月14日(木)に院長婦人・経営に携わる女性の方を対象とした「女性のためのクリニック経営塾」を、横山実代さん(医療法人よこやま内科・小児科クリニック理事)を講師に招いてZoomで開催しました。
セミナーは「コロナ禍における医院経営とスタッフ・患者対応」というテーマで、参加者の皆さんと意見交換をおこないながらの座談会形式は盛り上がりを見せました。
セミナー冒頭、横山さんから「コロナの前後で医院内、スタッフに変化はありましたか」という問いかけに対し、「患者さんの処置後、消毒作業を以前より厳格に行う必要があるため、1人の患者さんに対する時間と労力が増えた」「発熱患者さんに対する医師のスタンスとスタッフの間に温度差が生じた」「コロナ対策として機器の入替をしたことで経費が増えた」など、参加者から多くの意見が挙げられました。
講師からは、これらの意見に対し、
①10月以降の補助金活用や診療報酬の変更点の注意
②スタッフとの個別面談
③コロナ禍での業務見直しを図る手法、経費削減に向けての具体的な取り組み
④自院の院長、スタッフがコロナに感染してしまった場合の休業補償
といった具体的な事例を挙げて対応策の紹介がありました。
また今後の医院経営として、ホームページの整備やSNSを活用した医院案内の提案があり、参加者からは「目から鱗」の話であったと感想をいただきました。
組合事務局も2名参加し、今回のセミナーで挙げられた意見を今後の組合事業に繋げていきたいと思います。(事務局 M.ohta)