医療廃棄物処理の取扱いが変わります

医療廃棄物

長野県保険医協同組合では現在、ミヤマ株式会社・相田化学工業株式会社・アサヒプリテック株式会社の3社と提携して医療廃棄物処理を組合員へ斡旋していますが、このうち、ミヤマ株式会社が輸送費用や処理コストの高騰のため本年8月末で業務提携解消となります。

保険医協同組合では、医療廃棄物処理をミヤマ株式会社などと提携して組合員へ斡旋紹介してきました。
しかし、輸送費や処理費用の高騰から、ミヤマ株式会社からは代金値上げの打診を数年前より受けてきました。

交渉を重ねてきましたが、新型コロナウイルスの感染対策で廃棄物の処理コストが上昇したことで、2020年に感染性廃棄物など一部品の値上げや、新規の処理委託の受付停止を実施せざるを得ませんでした。

しかし現在でも処分費の高騰や作業人員の減少が続いており、同社より業務提携解消の打診があり、保険医協同組合理事会で協議の結果、ミヤマ株式会社との提携を解消することとなりました。

ミヤマ株式会社での廃棄物処理を行われていた組合員の皆様へは大変ご迷惑をお掛け致しますが、廃棄物処理の委託業者の変更をお願いいたします。

利用者の皆様にはご迷惑をおかけします

提携解消の時期は2022年8月31日で、6月中に協同組合事務局から代替業者のご紹介と意向確認を行います。
代替業者には、これまでも協同組合と提携をし廃棄物処理の実績がある相田化学工業をご紹介します。同社は営業所のある塩尻市を拠点に長野県全域をカバーしており、廃棄物処理や有価金属の買取(レントゲンフィルムや義歯)など行っています。

現在の処理代金はコロナ以前から変動していませんが、相田化学業でも処分費の高騰で2022年10月に歯科石膏くずと現像・定着液などで価格改定が行われる予定です。

ミヤマ株式会社から処理委託業者を変更するにあたっては、契約の結びなおしが必要となります。保険医協同組合では処理業者の変更について組合員への意向確認を行い、相田化学工業へ変更を希望する組合員へは新たな契約などの手続きを6月中にご案内してまいります。