政府がすすめる医療DXは、オンライン資格確認や電子処方箋、オンライン診療など、導入する医療機関にとっても負担が大きいものです。
また、こうしたデジタル化の進展とともに、近年ではサイバー攻撃も増加傾向にあります。「開業医は医療DXにどこまで対応すればよいのか?」こうした悩みを抱えている組合員は多いのではないでしょうか。
長野県保険医協同組合では、こうしたお悩みに対して、他県の協同組合でも講演実績がある大西大輔さんを講師に招き、「なぜ政府は医療DXを推し進めるのか?」「政府が進める医療DXとは何か?」「開業医はDXにどこまで対応すればよいのか?」といった講演会を企画しています。
オンラインでの開催を予定しており、日程は現在調整中です。開催日時が決まりましたら、本紙やFAXなどでご案内いたします。保険医協同組合では、組合員が必要とするセミナーを開催していきますので、ご要望がありましたら事務曲までお寄せください。
医療DXとは、保健・医療・介護の各段階(疾病の発症予防、受診、診察・治療・薬剤処方、診断書等の作成、診療報酬の請求、医療介護の連携によるケア、地域医療連携、研究開発など)において発生する情報やデータを、全体最適された基盤を通して、保健・医療や介護関係者の業務やシステム、データ保存の外部化・共通化・標準化を図り、国民自身の予防を促進し、より良質な医療やケアを受けられるように、社会や生活の形を変えることと定義できる。(「医療DX令和ビジョン2030」厚生労働省推進チーム)