放射線漏洩測定はルミネスバッジ

レントゲン写真

放射線被ばく量測定は放射線を使用する施設には義務付けられています。
長野県保険医協同組合では長瀬ランダウアと提携し、特別価格で被ばく量測定のルミネスバッジを組合員に提供しており、現在70あまりの組合医療機関で毎月300個以上のバッジが使われています。

 

水晶体被ばくを測定できるビジョンバッジが登場

2021年度の法改正で水晶体の被ばく限度量が50mSv/1年かつ100mSv/5年へと引き下げられたことに対応した、水晶体被ばくを測定できるビジョンバッジが登場しています。
これは、水晶体の3mm線量当量を測定するもので、防護メガネにクリップ状の装着ぐで固定します。

・重さ1.0~1.3g、サイズはおよそ3cm×1.5cmで小型軽量。
・測定する放射線はX線・γ線・β線で、測定範囲は0.1mSvから。
・ビジョンバッジの着用期間は従来のルミネスバッジと同じく1か月で、組合員価格は2,500円(税込2,750円)です。

長瀬ランダウアのルミネスバッジは、検出素材に酸化アルミニウムを使用し、軽量(重量は13g)で衝撃にも強く、電源も不要です。

バッジの装着位置は頭頚部・胸部・腹部で、体幹均等被ばくの場合は胸部を、体幹不均等被ばくの場合は露出の多い頭頚部とプロテクターの内側の胸部ないし腹部となり、これらは法令により規定されています。

 

着用数が多くなるほど単価が下がります

着用が必要なスタッフが多い医療機関では必要になるバッジの量も多くなります。着用数が多くなるほどルミネスバッジの単価が下がるので、価格表をご確認ください。
なお、ルミネスバッジは昨年の法令改正にあわせて40個以上利用の単価を新設しています。
新規でのお申込みはもちろん、すでにルミネスバッジを利用していても、これまでの測定データを引継ぎながら保険医協同組合へ乗換えることができます。