第29回通常総代会を開催しました

組合員の要望を取り入れ利用率の向上を

2023年6月3日(土)松本市ホテル池田屋およびオンラインにて、長野県保険医協同組合第29回(2022年度)通常総代会を開催しました。今年も、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場とオンラインを併用する総代会となりました。

当組合では長野県保険医協会とともに、組合員である開業保険医の診療と経営を守ることを目的とし、当期も共同購買事業・保険共済事業・教育情報事業を行ってきました。
総代会では、初めに物故組合員への黙祷を行い、事業報告・決算報告(1号議案)と会計監査報告(2号議案)、剰余金処分案 (3号議案)、2023年度事業計画(4号議案)などを上程し、参加者(書面出席含む)による審議を経て承認されました。

2022年度の組合の現況

2022年度の当組合の現況は、前年と同水準の供給高約8,100万円で推移しましたが、閉院等による組合員の減少が続いています。

共同購買事業では点数改定に伴う書籍の販売に加え、抗原検査キットなどM&Dネットワークや、被ばく測定の利用が増加しています。また、市場では注射針・シリンジ類の供給が不安定となっていましたが、これまでの組合員による利用実績により供給を続けることができました。

教育情報事業では「女性のためのクリニック経営塾」を3年ぶりに会場を設けて開催。また、尾内康彦さんによる医療安全管理講習会をオンラインで開催するなど、組合員からの要望が多いセミナーを企画しました。

2023年度も組合員の利用率向上のため、引き続き商品案内の拡充、組合事業の一層の普及を図ります。また保険・共済制度の普及拡大、医業経営に関する情報提供、相談サポート事業など、組合がより身近で役立つ組織になるような活動を行っていきます。
保険医協同組合は、アンケートをはじめ、組合員からいただいた「声」をもとに事業運営を行っています。

協同組合が組合員のために活動するには、組合員の参加が欠かせません。今後とも保険医協同組合の事業へのご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。