感染対策に空気清浄機

hot air ballons in the sky

新型コロナウイルスの5類移行後、様々な行事の再開、夏季の帰省などで新型コロナの感染者数は増加しています。感染リスク低減のため、診療所での空気清浄機の設置は行っていますか?

保険医協同組合で取扱いの空気清浄機のうち、販売台数が多いのは「Airdog」です。
静電気により空気中の微粒子を帯電させ、ウイルスよりも小さい粒子を捕捉することが可能な「Airdog」シリーズ。こちらの特徴は、2か月に一度程度のフィルターの水洗いのみで、消耗品の買い替えが不要であるところです。
浄化できる空気の容量ごとに3機種があるので、お部屋の大きさに合わせて効果的な設置ができます。

深紫外線LEDと光触媒を用いた「エアロピュア」シリーズは、8畳程度対応と20畳程度対応の2機種を扱っています。取り込んだ空気を本体内で深紫外線照射し、ウイルスを不活化させます。こちらも消耗品の定期的な交換は不要です。

テルモの新製品を取り扱っています

「マルチライザーML-100」は紫外線殺菌ランプによる空気清浄機で、紫外線の直接照射をすることも可能です。およそ6畳に対応し、昼は空気清浄機として、夜は壁や床に紫外線を照射して付着したウイルスの不活化といった、2通りの使い方ができる点がポイントです。
紫外線の直接照射時に、誤って人が近づいても人感センサーが搭載されているので、自動で照射を停止します。

「Airdog」と「エアロピュア」とも、空気の汚れ具合によって自動で運転モードを調整できる機能があります。
また、「Airdog」はフィルター水洗い後に乾燥させる時間が必要で、病棟など24時間体制で、なるべく休みなく使いたいという医療機関では、運用面で注意が必要です。
「マルチライザーML-100」は、紫外線ランプの定期的な交換が必要となります。