総代会開催のご案内

長野県保険医協同組合では、6月8日(日)に松本市浅間温泉文化センターで、11:00から第31回(34期)総代会、13:00から記念講演会を開催します。

協同組合では、総代会を一期ごとに開催し、事業の総括、決算報告、次年度の事業計画と予算計画を審議し、決定します。組合員には5月上旬から議案書をお送りする予定で、今回は記念品として図書カードを同封しますので、必ずご開封ください。

第33期(2024年度)は、診療報酬の改定が行われつつも、物価高を補うほどの改定とはならず、医療機関の経営を取り巻く環境は、依然厳しい状態です。価格高騰などにより、医院経営の経費が上昇する中、長野県保険医協同組合では紙製品やグローブを対象としたキャンペーンを開催。さらにM&Dネットワークの案内や、定期的なキャンペーンの開催で、共同購買事業の利用率向上を目指しました。

また、保険共済事業では、開業医共済休業保障制度や新グループ保険制度といった共済制度の案内を積極的に行い、保障の必要性をアピールして、利用者の増加につながりました。
教育情報事業では、新入職員研修会の再開や、医療安全管理講習会を企画しました。

記念講演会は反核・平和を考える集い

総代会終了後の13:00から、長野県原爆被害者の会・長友会副会長の前座明司さんをお招きし、記念講演会を開催します。

長友会は、昨年ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の長野県組織です。前座さんには、長野県内の被爆者による運動のこれまでについてお話しいただきます。
被爆者運動の「二度と自分たちと同じ苦しみを他の人に味わわせない」という原点に立ち返って、戦争も核兵器もない世界をどう実現していくか、参加者の皆さんとともに考えて行きましょう。

2025年は「国際協同組合年」です

なお、2025年は国連が制定する「国際協同組合年」にあたります。協同組合は、多様なステークホルダーの存在により、所属する組合員のみでなく、地域の方々にも良い影響を与えられる組合であることが求められます。
そのため、本講演会は、反核・平和への被爆経験国の願いと世界の現状について、多くの方とこの問題を共有したいと考え、一般の方にもご参加いただけるようになっています。
ぜひ、ご家族やお知り合いの方とも、お誘いあわせのうえお出かけください。