緊迫の中東情勢を読み解く
岩波書店の『世界』2024年1月号の特集は「ふたつの戦争、ひとつの世界」でした。「ふたつの戦争」とは、言うまでもなくロシア―ウクライナ戦争と、イスラエルのガザ侵攻ですが、11月現在では、北朝鮮軍の兵士…
岩波書店の『世界』2024年1月号の特集は「ふたつの戦争、ひとつの世界」でした。「ふたつの戦争」とは、言うまでもなくロシア―ウクライナ戦争と、イスラエルのガザ侵攻ですが、11月現在では、北朝鮮軍の兵士…
先月号に引き続き、鵜飼哲さんの講演からイスラエル/パレスチナ情勢についてまとめました。 ハマスの軍事組織による 10.7のロケット弾攻撃以降、欧米諸国では、難民排斥などを掲げるレイシズム(人種主義)の…
2月13日の信州大学人シンポジウムに事務局の中瀬が参加。講師の鵜飼哲さんはイスラエル/パレスチナ問題と国際社会で起きている変化について語りました。 昨年10月7日のハマスによるロケット弾攻撃に対する報…
本年は元日から能登半島で大地震が発生するという、大変な年明けとなりました。数千年に一度という災害で復旧・復興の目途は経っておらず、医療提供体制もままならない状態が続く被災地の方々に、お見舞いを申し上げ…
本紙先月号では、全国連絡会での学習会(講師:杉本貴志さん)の報告をしました。講師も来場した2012年の国際協同組合年に開催された協同組合の万博では、経済的に弱い立場にある途上国の生産者に対して、公平・…
タモリの「新たな戦前」という発言が、岸田政権による安保3文書閣議決定などから注目を集めています。そもそも「戦前」とはどういった時代で、人々はどのように当時を生きていたのでしょうか? 今号では戦前から戦…
本紙7月号では、『堤未果のショック・ドクトリン』を取り上げました。今号ではその原典ともいうべき、ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』(岩波書店2011)を詳しくご紹介します。 「真の変革」をもたら…
『堤未果のショック・ドクトリン』は、今年の5月に出版された新書です。「ショック・ドクトリン」とは、戦争や自然災害などで人々がショック状態に陥り思考が停止している所を狙って、新自由主義改革が急進的に行わ…
「気候危機・食糧危機の解決策」などと広く宣伝されている「ゲノム編集食品」の実相は、その宣伝とは全く異なる、遺伝子を破壊しバランスを狂わせる危険性を伴ったとても乱暴な技術です。しかし、「ゲノム編集食品」…
6月3日(土) 19:00~21:00 に、長野県保険医協同組合の総代会記念講演会を開催します。 講師には、ゲノム編集食品の問題点と危険性に詳しく、警鐘を鳴らされている印鑰 智哉(いんやく ともや)さ…
希望の牧場(浪江町)牛は避難できず餓死
共通番号いらないネットが「リーフその12」を発行しました。主な内容は「健康保険証は廃止できない!マイナカードは義務ではない!」。というもの。以下ご紹介します。 リーフNo12は、マイナ保険証の特集です…
1月15日(日)に尾内康彦さんを講師に、長野県保険医協同組合の医療安全管理講習会を開催しました。 【概略】尾内氏は、「患者トラブルの最近の特徴と対処法をつかむ」として、ネットの悪質書き込みへの対応や、…
2022年7月8日(金)に安倍元首相が銃撃されるという、たいへんショッキングな事件が起こりました。この事件は現在捜査が続けられ、公判もまだ行われておらず、真相究明の途中です。現時点の警察発表による容疑…
2022年2月24日、ロシア・プーチン政権はウクライナへ軍事侵攻を開始し、本記事を執筆中の3月22日時点でもこの戦争は終わっておらず、このプーチン大統領の核兵器使用をちらつかせ、原発まで攻撃対象とした…
福島原発事故から今年の3月で11年が経過します。今号では、原発に関する「いま」をレポートします。「復興五輪」と謳われた東京オリンピック開催の華々しさとは裏腹に、2011年3月11日に発出された原子…